


ベンチマークの設定 水盛管による傾斜測定 クラックスケールによるひびわれ幅測定
不同沈下や傾斜の測定は比較的簡単ですが、絶対的な沈下量の測定には不動点の設置が必要です。強固な支持杭で支えられている橋脚などを不動点にする方法なども考えられますが、信頼性は十分でないので注意してください。
水盛管などの専用機材を用いなくとも、直径20mm前後の透明ビニールホース(長さ5-10m)に水を満たして、ホースの両端を適切な間隔で基礎天端に当てるだけで傾斜を求めることも可能です。

ビニールホースによる基礎天端の傾斜等の測定状況
竣工時に、予め基礎天端などに水平レベルを示したマーカーなどを配しておけば、傾斜の評価に有用です。

竣工時に基礎に設置したマーカー
- 留意点
- 傾斜の測定に関しては、床材等の変形やたわみの影響もあるので、ある程度の距離が必要です。品確法において瑕疵の可能性を判断する目安が告示で示されていますが、水平距離3m以上に対して傾斜角を求めることになっています。また、以下の方法は、極く基本的なものであり、原因などを考えるためにはより詳細な調査が必要です。
- 反発式強度測定装置による基礎コンクリートの強度試験
反撥式装置による強度測定- クラックスケールによる基礎コンクリートのひびわれ調査
クラックスケール測定 - ゴルフボールによる床面の傾斜の調査
ゴルフボール室内測定- レベルによる建物の水平度の調査
レベル測定1
レベル測定2
レベル測定3
レベル測定4
レベル測定5- 下げ振りによる壁面の傾斜測定
下げ振り室外測定
下げ振り室外測定1- 水準器による傾斜および不陸調査
水準器室内測定-窓枠 1/1000単位で表示する電子水準器例
水準器室内測定-柱
水平器室内測定-ドア枠
水平器室内測定-壁枠- 水盛管による床面や基礎天端の不陸調査
水盛管室外測定
水盛管室内測定