|
|
自己紹介
名前 : 八木勇治 専門 : 地震学 所属・部署:独立行政法人建築研究所・国際地震工学センター 役職 : 研究員 研究課題 : (1)大地震の震源過程 (2)非地震性滑りと地震時滑り 研究成果 : 研究業績(論文・学会発表リスト等) ダウンロード可 e-mail : |
地震とは,地殻またはマントル内に蓄積された歪みエネルギーを瞬時に解放する自然現象です。 大地震は瞬時に巨大なエネルギーを解放するために、人間活動に甚大な被害をもたらします。 従って、地震災害を軽減する上でも、地震というダイナミックな自然現象を研究してゆくことは重要です。
近年の研究により、断層面上での破壊伝搬の様子(震源過程)により、多様かつ不均一な波動場が発生し、 被害分布に強く影響を与えることが明らかになってきました。最近ですと、長周期地震動が巨大構造物に 及ぼす影響について議論されていますが、震源過程によって、長周期地震動が大きく励起されるか否かが 決まります。将来発生する地震の被害分布を予測するためにも、実際に発生している地震の震源過程に どのような特徴があるのか理解することはますます重要になってきました。
大地震が発生すると、世界中で地震の震動をとらえることができます。その震動を利用すると、地球の構造や、 地震発生源の情報を得ることができます。ここでは、地震の震動(地震動もしくは地震波形)を使用して、 その地震はどのように破壊伝搬していったのか、その様子を最新の手法を使用して調べています。
下のリストは、大地震の破壊がどのように進行していったのか、解析した結果です。
2003年に発生した地震の解析結果については、国際地震工学センターが出している雑誌(BIISEE)に掲載されています。 (ここからダウンロードできます)
今後、最終的な変位量と向きの分布などのデジタルデータを本ページからダウンロードできる様にする予定です。
最近になって、複数の機関が波形インバージョンにより震源過程を決定しています。それぞれの結果は、大局的には調和的と言えるが、 得られた震源像のイメージは大きく異なる場合が多いです。得られた解の違いは、解析手法の違いと使用したデータセットの違いに 依存すると考えられます。解析手法・手順に問題がない場合について考察した結果を一部含んでいる論文があります。 (ここからダウンロードできます) 参考になればと思います。
現在、JICA研修で使用している解析プログラム(震源メカニズム解の推定プログラム;震源過程の推定プログラム)の公開を準備しています。 一部の機関(メキシコ国立自治大学、イスタンブール工科大学)には、すでに提供しています。興味がある方は、八木までお問い合わせ下さい。
Last UPDATE : Sep. 10, 2004