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〔国際地震工学センター 管理室長 飯場 自子、 上席研究員 芝崎 文一郎〕
グローバル地震観測コース研修生は、2月6日(木)~8日(土)、広島と神戸を訪問しました。
6日朝は、外務省にて、軍縮不拡散・科学部軍備管理軍縮課 小野健首席事務官による講義「核軍縮における日本の立場」を受講しました。講義終了後研修生は新幹線で広島に向かいました。
詳細は添付のニュースレターP1をご覧下さい。
(1)ゴンザロ アントニオ フェルナンデス マラニョン (ボリビア)
資料館に入り、「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命を奪います。」というフレーズを読んだとき、何がこの資料館に展示されているのか、米国が原爆を広島に投下する決断をどうやって下したのか、そしてどのように夏の晴天が米軍のその恐ろしい計画実行を手助けしてしまったのかということを想像しました。
詳細は添付のニュースレターP2をご覧下さい。
(2)イシケリ ワイセガ デュワイ (フィジー)
平和記念資料館を訪れたことで、私は、米軍が原爆投下の際に、原爆の効果が正確に観測できるように直径3マイル以上の都市部のある都市を投下目標としたことを知りました。
広島は、その市内に連合国軍の捕虜収容所がないことから、投下目標に選ばれたのです。
詳細は添付のニュースレターP2をご覧下さい。
(3)インディラ シワコチ (ネパール)
私は、広島があんなに自然豊かな都市であろうとは想像していませんでしたし、現在のとても発展した広島を見ることができてとても嬉しく思います。
路面電車を降りると、まず目に入る「広島原爆ドーム」が当時の破壊を物語ります。その建物の状態を見ることで、我々は「原子爆弾」により影響を受けた土地周辺の人々の状況を想像することができました。
詳細は添付のニュースレターP3をご覧下さい。
国際地震工学研修・普及会議が、2月26日、東京の四谷で開催されました。
同会議は、研修の計画と実施、更に地震学及び地震工学に関する知識及び技術の普及に関し、有識者の皆様からご助言・ご提言を頂くことを目的に設置されています。
詳細は添付のニュースレターP3をご覧下さい。
(1)ラクエル ノエミ バスクエーズ スタンスク (ベネズエラ、地震学コース)
日本は、洪水・土石流・地滑り・地震・津波などの深刻な自然災害の多い国です。
自然の脅威と直面してきたその長い歴史から、日本国民を守るためには、災害に対する脆弱性を軽減するための徹底的な対策とリスク管理を導入することが必要不可欠でした。
詳細は添付のニュースレターP4をご覧下さい。
(2)エンダード ハク (バングラデシュ、地震工学コース)
防災政策プログラムの異なるコースから、3名の博士課程学生を含む計35名がGRIPSの講義に2週間参加しました。
今回、我々は、2コースを受講し、また、名古屋市へ、そして東京都の六本木ヒルズ森タワーへと、2回の研修旅行に行きました。
詳細は添付のニュースレターP4をご覧下さい。
2月18日にジェネラルミーティングを開催しました。ジェネラルミーティングは、研修生と職員が忌憚のない意見交換を行う場として設けられています。
本研修コースにとっては2回目の開催になります。
同日昼休みには、建築研究所食堂で国際親善パーティが開催されました。E.N.氏を始めとするスタッフが(低予算で)豪華な料理を準備しました。
詳細は添付のニュースレターP5をご覧下さい。
2014年2月11日にペルーカトリカ大学教授エンジェル・サン・バルトロメ氏の訃報が届きました。
友人であるルシア・カサベルデ・デ・スズキ氏(1980―1981年地震工学コース元研修生)が知らせてくれました。
詳細は添付のニュースレターP5をご覧下さい。
JICAより、まもなく2014-15コースの募集要項が対象国に対して発送されます。インド、エルサルバドル、タイ、トルコ、ニカラグア、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ペルー、ミャンマー、モンゴルが地震学・地震工学コースの対象国です。そして、インドネシア、チリ、ニカラグア、フィリピン、ペルー、ミャンマーが津波防災コースの対象国です。詳細については、自国のJICA事務所にお尋ねください。
詳細は添付のニュースレターP5をご覧下さい。
建築研究所は1957年以来、主に建物を対象とした強震観測を行っています。これまでの半世紀の間には、数多くの強震記録が蓄積され、耐震設計技術の向上のための技術開発に利用されてきました。
詳細は添付のニュースレターP6をご覧下さい。
情報
このニュースレターは、これまでの研修生(英語メールのみ)と関係者の方々にお送りし ています。皆様のご意見や情報をお待ちしております。
メールアドレス: iiseenews@kenken.go.jp
ウェブサイト: https://iisee.kenken.go.jp/jp