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9月2日に前原国土交通大臣のもとへ、通年コースの研修生22名が表敬訪問を行いました。大臣から研修生に対し「本研修が母国の防災対策の推進に役立つことと、今後日本との交流の懸け橋になっていただくことを皆さんに期待します。」との言葉をいただきました。22名の研修生は昨年10月に開講した「第50回国際地震工学通年研修」を修了し、全員GRIPSによる修士号学位を得て、9月17日に閉講式を迎える予定です。
黒澤 肇国際地震工学センター管理室長
ニュージーランド(NZ)南島で2010年9月4日未明にマグニチュード7.0の地震が発生。震央はクライストチャーチの西56kmで、震源の深さは12kmでした。幸い死者はなかったものの、数棟の建物が部分崩壊し、外壁が崩落しました。IISEEウェブに掲載の世界の被害地震カタログ(2008年版)(http://iisee.kenken.go.jp/utsu/index_eng.html) では、ニュージーランドの歴史で100名以上死者を出した地震は、1931年の地震で(M7.9)で256名亡くなったもののみです。現在IISEEでは近年の大規模地震(M7.0以上)の余震記録を拡張・整備しており、近々ウェブ上で利用可能となります。皆様のコメントやご意見をIISEEにいただければ幸いです。
安藤尚一IISEEセンター長
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このニュースレターは、これまでの研修生(英語メールのみ)と関係者の方々にお送りし ています。皆様のご意見や情報をお待ちしております。
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