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ニュースレター

国際地震工学センター ニュースレター 第63号 2010年12月20日発行

目次

  • 新年に向けてのご挨拶
  • 第16回国際地震工学研修グローバル地震観測コース
  • 国際地震工学研修卒業生への追加アンケート
  • マイクロゾーネーションと地震リスク軽減国際ワークショップの第一報

記事詳細

1. 新年に向けてのご挨拶

今2011年を目前にして、今年世界各地で生じた地震災害を思い起こします。特に1月12日にハイチを襲った地震で大きな被害があり、2月27日にもチリで巨大地震と津波があり、10月25日にスマトラで津波による被害が生じたことも、記憶に新しいところです。来年は心より地震被害が減ることを望みます。国際地震工学センター(IISEE)の全スタッフで撮った写真を添付しました。今年はセンター長の古川が研究専門役となり安藤が来ました。新しいメンバーとして門脇、高力、副島、新間も加わりました。IISEEに対する変わらぬご支援に深く感謝いたします。皆様、よいお年をお迎えください。

IISEEの全スタッフより

2. 第16回国際地震工学研修グローバル地震観測コース

独立行政法人建築研究所は、外務省から依頼を受け、核軍縮推進のための国際貢献として、1995年から毎年、地震学を利用して核実験を探知する技術を習得した人材の育成を目的とする「国際地震工学研修グローバル地震観測コース」を実施しております。本研修には、開講以来、現在までに69ヶ国から150名の研修生を受け入れ、日本の国際協力、技術援助の分野で高い評価を得ており、16回目となる今回は、1月13日に開講し、3月11日までの約2ヶ月間、10ヶ国から10名の研修生を受け入れ、国際協力機構(JICA)及び気象庁と協力して研修を実施いたします。

黒 澤 肇
国際地震工学センター 管理室長、

原 辰彦 (博士)
国際地震工学センター 上席研究員

3. 国際地震工学研修卒業生への追加アンケート

「IISEE卒業生の皆様へ
2010年は研修開始50周年に当たりIISEEでは研修の効果を評価し、今後10年に向けて活動を強化する目的で、以前の調査に加え以下のデータを求めています。

質問:国際地震工学研修が、あなたの国で役に立った事例をご存じですか。
(A) 地震や津波観測システムの整備や改善
(B) 津波を含む早期警報システムの整備や改善
(C) 耐震規定・基準の制定、改正や実際への適用
(D) 地震学や(地震)工学分野での研究や教育の改善
(E) その他の特定分野(            )
1.事例を知っていればその分野(A-Eの記号を記入  )
2.システムや基準の名前(             )
3.関係する組織の名前 (              )
4.整備や改正の年次 (      )
5.携わった人の名前 (        IISEE年次  )
6.どのようにIISEE研修が役に立ったのか(出来るだけ詳細)
7.事例に関係する(システム・基準)のウェブサイトアドレス
皆様のご協力を是非お願いいたします。締切:2010年12月31日」

安藤尚一 (博士)
国際地震工学センター長

4. マイクロゾーネーションと地震リスク軽減国際ワークショップの第一報

建築研究所は、第10回マイクロゾーネーションと地震リスク軽減に関する国際ワークショップ(10IWSMRR)を、2012年2月28日から3月2日の間、日本地震工学会(JAEE)と共に主催します。次のURLで情報をご覧下さい。

http://www.jaee.gr.jp/event/10IWSMRR/index.html

日本国内はもとより、海外からの参加者も歓迎いたします。

横井 俊明 (博士)
国際地震工学センター 上席研究員

情報

このニュースレターは、これまでの研修生(英語メールのみ)と関係者の方々にお送りし ています。皆様のご意見や情報をお待ちしております。


メールアドレス: iiseenews@kenken.go.jp
ウェブサイト: https://iisee.kenken.go.jp/jp