12月号でお伝えしたグローバル地震観測コースが、1月13日から始まりました。今回で16回目となる2ヶ月間の研修に、10ヶ国から10名が参加しています。参加国は、(ABC順で)中国、ジブチ、エジプト、インド、ネパール、パキスタン、パプアニューギニア、タイ、トンガ、ジンバブエです。雪がまだ残る1月17日、研修生全員が建築研究所の村上周三理事長を表敬しました。村上理事長から講義や食事の様子を聞かれ、中国地震局のホワン(黄)さんは、「授業は少し難しいところもあるが、日本の食事は美味しくもう太ってしまった。」と返事をしていました。理事長からそれぞれのお国のためになようにとの励ましの言葉がありました。
黒 澤 肇
国際地震工学センター 管理室長