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ニュースレター

国際地震工学センター ニュースレター 第76号 2012年1月24日発行

目次

  • 第17回国際地震工学研修グローバル地震観測コース開講
  • 復興に関する国際シンポジウムの開催 (2月21日)
  • 国際ビデオ会議「復興を通じた安全な住宅つくりを考える」 (2月22日)

記事詳細

1. 第17回国際地震工学研修グローバル地震観測コース開講

グローバル地震観測コースが1月12日から始まりました。今回で17回目となる研修に10ヶ国から10名が参加しています。参加国は(アルファベット順で)エジプト、フィジー、グアテマラ、インド、インドネシア、パキスタン、スリランカ、タイ、トルクメニスタン、ジンバブエです。今年はCTBTO国際データセンター局長のラッシーナ・ゼルボ氏が開講式に出席しました。また、翌13日には「CTBT体制と国際監視制度概論」と題した講義を行いました。研修は3月8日閉講の予定です。

原 辰彦 (博士)
国際地震工学センター 上席研究員

2. 復興に関する国際シンポジウムの開催 (2月21日)

独立行政法人建築研究所では、政策研究大学院大学と共催で「国際シンポジウム-巨大災害からの復興を考える-」を2 月21 日(火)に開催します。まず、2011 年東日本大震災、2010 年ハイチ地震、2008 年四川地震、2004 年スマトラ沖地震・津波災害等の世界的な地震津波災害に関して各国の専門家から発表を行います。さらに、コミュニティの再生、災害弱者対応、安全な建物づくり・まちづくり、国際的な復興活動の視点からディスカッションを通して、大震災からの復興に活用が期待できる教訓を探ります。(詳細は建研のホームページで紹介しています。)

開催日:平成24年2月21日(火)13:00~17:15
会 場:政策研究大学院大学(GRIPS)想海楼ホール 東京都港区六本木7-22-1

ホームページ:

http://www.kenken.go.jp/japanese/information/information/event/international_symposium-2012/pamphlet-jp.pdf

黒 澤 肇
国際地震工学センター 管理室長

3. 国際ビデオ会議「復興を通じた安全な住宅つくりを考える」 (2月22日)

大地震では、建築物の倒壊が死傷者発生の主因となることが多いため、建築・住宅に焦点を当て、被害の実態と背景、被害軽減技術とその普及などについて、参加各国からの報告をもとに、国際社会に寄与するための知見の交換、今後の取り組みへの教訓について議論を行います。


主催:(独)建築研究所、政策研究大学院大学
日時: 2012年2月22日(水)午後4時-7時50分
会場:世界銀行東京開発ラーニング・センター(メイン)、各国JICA事務所ほか
言語:英語のみ、 参加費:無料
内容:
(1)近年の巨大災害と復興の報告(ハイチ、四川、カシミール、インド洋、東日本)
(2)近年の地震災害についての報告(2011年トルコ地震、2009年パダン地震など)
(3)地震被害軽減の取り組みの事例紹介(ネパール、フィリピン、インドネシアから)
(4)国際的な情報共有と被害軽減のためのアプローチ(世銀、JICA、EERI、IAEEほか)
事前申込先: 杉岡 Mail: sugioka@ued.or.jp FAX: 03-3504-0752

安藤 尚一
国際地震工学センター長

情報

このニュースレターは、これまでの研修生(英語メールのみ)と関係者の方々にお送りし ています。皆様のご意見や情報をお待ちしております。


メールアドレス: iiseenews@kenken.go.jp
ウェブサイト: https://iisee.kenken.go.jp/jp