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研修概要 [各国・各分野で活躍する帰国研修生]


各国・各分野で活躍する帰国研修生

研修生は行政機関、国立研究所、大学などから派遣されており、帰国後は各国の地震防災のために 貢献しています。また、大臣、研究所長、大学学長として地震学・地震工学分野の指導者として活躍 している人もいます。何人か例を紹介します。 インドのHarsh Gupta氏(1966-67地震学コース)はインド海洋開発庁長官、インド国立地球物理研 究所所長を歴任し、アジア地震学会初代会長になっています。2008年末には、アメリカ地球物理学連 合Waldo E. Smith メダルを受賞しました。 インドネシアの Djoko SANTOSOi 氏(1978-79地震学コース)はバンドン工科大学の現学長です。 エジプトの国立天文地球物理研究所からも多数来日しています。Rashad Kebeasy(1965-66地震学 コース) は元所長で包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)暫定技術事務局国際データセンター長も 勤めました。Salah Mohamed 氏(1982-83地震学コース)は現所長です。
ペルーは最も多くの研修生(107名)が来ている国です。Julio Kuroiwa氏(1961-62地震工学コース) はペルー地震工学界の重鎮です。2007年ペルー・ピスコ地震の際には、連日テレビで解説していまし た。また、Robert Morales 氏(1970-71地震工学コース)は2008年までペルー工科大学学長でした。 コスタリカ出身の Federico David Guendel Umana氏(1975-76地震学コース)は、現在、包括的核実 験禁止条約機関(CTBTO)暫定技術事務局国際監視制度(IMS)局長です。グローバル地震観測研修 での講師もお願いしています。


アジア地震学会の折に開催した同窓会におけるGupta氏

テレビ出演中のKuroiwa氏(国連地域開発センター提供)

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