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研修概要 [通年研修コース]

通年研修コース

地震学コース

このコースは、各国の地震観測・地震防災 担当機関から招聘された研修生が、地震や地震災害に関する高 度な知識と技術及び、それを各母国において、地震ハザード・ リスク評価や地震防災政策にいかせる高度な能力を習得するこ とを目的としています。日進月歩の地震学の知識・地震観測技 術を遅滞無くカリキュラムに取り入れ、また教室での学習だけ でなく、実習や見学、国際会議への参加も積極的に実施してい ます。

野島断層保存館の見学

第2回コロキウムでの研究発表の様子

地震工学コース

このコースは、地震学コース同様、各国政 府機関及び大学等に所属する若手を中心とする研究者・技術者・ 行政担当者を対象に、開発途上国での地震による構造物被害お よびそれに起因する人的被害を減らすべく、研修が実施されて います。カリキュラムは、地震工学の基礎である構造解析・構 造動力学から鉄筋コンクリート構造・鋼構造等の各種耐震構造、 最新技術である免震・制震技術や耐震極限設計法について講義・ 実習・見学を通じて体系立てて学び、母国での課題解決に役立 たせています。

研修生のために実施した破壊実験

大和ハウス工業(株)奈良工場見学

津波防災コース

2006-2007年の研修から、津波防災コー スを実施しています。2004年スマトラ島沖地震により発生し た巨大津波は、インド洋沿岸地域に甚大な津波被害をもたら しました。 このような津波被害を軽減するためには、地震及び津波に関 する最新の知見に基づいた防災対策が必要です。本コースは、 研修生が地震・津波に関する高度な知識と技術を習得し、そ れを母国において、津波ハザード評価や津波早期警報システ ム等の津波対策に活用・普及できる高度な能力を持った人材 の養成を目的としています。 対象国は、当初はインドネシア等のインド洋周辺国でしたが、2009-2010年の研修から太平洋周辺国 にも拡大しました。

東北三陸地方、津波対策施設見学

津波被害調査実習

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